コンクリートの「穴」?

施工事例

2022.07.16

こんにちは!
growthgarden事業の加藤です。

 

今回はコンクリートのPコン穴についてご紹介します。

 

よく打ち放しコンクリート壁などに穴が開いているのを見かけると思います。

これはPコンという型枠で使う白いパーツの跡で、コンクリートを流し込んだあと、埋まったパーツを外したときにできるものです。

型枠

コンクリート打設

コンクリート階段 型枠撤去

高さのある型枠はただ組み立てただけではコンクリートの圧力に押されてずれたり動いたりしてしまいます。

Pコンとフォームタイ(写真の金属のハンドル)で板を挟んで固定することで、ちょっとやそっとでは動かない丈夫な型枠ができます!

このPコン穴にはモルタルでフタをして、きれいにふさいでいきます。

Pコン穴埋め

こちらは平らに均した形。

Pコン穴埋め

Pコン穴用のコテ

こちらは均してから写真の専用コテを使って押し込んだ形。見た目がきれいなので人目につきやすい場所はこの仕上げが多いようです。

今回、階段周りの土間側面は1枚目、人目につく階段側面は2つ目の仕上げにしています!

コンクリート階段

ほかにも既製品の栓を詰めたり、もう少し深めに凹ませて陰影を強くつけるということもできるようです。

 

ちょっとマニアックですが、コンクリートの壁を見かけたら「穴」の仕上げまで気をつけて見てみると面白いかもしれませんね。